【セルフケア】野球肘のストレッチ

スポーツ障害のお悩みで多い「野球肘」。今回は比較的軽度な内側の野球肘のストレッチについて書きます。

野球肘の初期で特に良いのが、「前腕部ストレッチ」です。ひじから手まである、筋肉を伸ばします。

①屈筋。肘の内側についていて今回一番大切なところです。②伸筋。肘の外側についています。①は手首を反らして伸ばします。②は手首を曲げて伸ばします。

⦅ポイント⦆①では手のひらを外側に向けるようにしましょう。②では手の甲を外側に向けましょう。痛みがある場合は曲げる角度を緩めます。肘は伸ばして行いましょう。このように、前腕部をひねる様に伸ばすとよりしっかり伸ばすことができます。1回15~30秒を3セット。ウォーミングアップやクールダウン後に行います。ストレッチはリラックスして行います。「気持ち痛い」様なくらいでゆっくりのばします。

そして、更にしっかり伸ばしたい場合は「指先」に手をあてて伸ばします。その日の体のコンディションもあるので一気にやらずに、手の平・手の甲→指の順でゆっくり状態確認しながらやりましょう。

何より大切なのは、1日の球数や練習時間とフォームなどは監督・コーチのアドバイスをもらってください。疲れは溜めないようにしましょう。

他には、ボールを握る手の平や指、肘に力を伝える肩や下半身や体幹部などの状態も関ります。投球は全身のバランスがとても重要です。ご質問、ご相談お待ちしております!

【大阪府平野区*西村鍼灸接骨院・喜連瓜破院】院長 西村清司

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