雨の日や天気の変わり目に
「なんか体調が良くない。」
「天気のせいですか?」
「あちこちが痛い。」
とご質問いただきました。
一方、晴れでも雨でも
「いつでも元気」な方もおられます。
今回は「気象病」について考えてみました。
雨の日に「頭痛」や「めまい」がある。
天気の変わり目に「腰痛」がでる。
あなたはそんな時ありますか?
気象病をネット検索すると
「ねむ気、食欲不振、低血圧、しびれ、肩こり、神経痛、じんましん、吐き気」
まだまだ沢山でてきます。
ここまではなくても、天気の変わり目に
なんとなく「重い」「だるい」は感じたことはありますか?
<体が重い、だるいの原因は?>
私たちは「スイーツ、パン、果物」など
「陰性食品」を摂る機会が増えています。
陰性食品を多く摂ると
体が「冷え」「むくみ」ます。
「冷え」るとカラダは膨張してふくらみます。
「むくみ」がカラダを包むようになります。
膨らんで、さらに、外側は包まれている。
膨らむことも、縮むこともできなくなります。
そして、肺などの内臓や筋肉・関節の動きが下がるので、
呼吸がしづらく代謝も落ちます。
酸素が全身に行きわたらず
「体が重だるい」と感じてしまいます。
<当院の考える気象病は>
ふだん、体内と外の気圧は圧力が保たれています。
雨の時など低気圧になると、
外の圧力が下がり体内は圧が保てず膨らみます。
山の頂上や飛行機で空の上にいるとき
スナック菓子がパンパン膨らむ。
低気圧のカラダはそんな状態です。
膨らんで縮まないカラダの状態では
血流も内臓の機能も落ちています。
「気象病」は
『気圧の変化に対応できなくなった状態の体の異変』です。
反対に、健康で元気な方は、むくみがなく
血流・内臓の働き・呼吸が
天候に関係なくいつも良い状態です。
<当院の治療では>
1.背骨、肋骨の調整
肋骨を整え、肺の動きを良くします。
2.横隔膜・筋肉の調整
呼吸の状態を良くします。
3.お腹(胃、腸)の調整
水分の流れをうながして、体外へと出します。
まずは、この3つがとても重要です。
<ご自身でできること>
お伝えしている体操やストレッチ、軽い運動や湯舟につかりましょう。
代謝を高めて水分を体の外に出しましょう。
腹式呼吸でリラックスしましょう。
特に大切なのは
1.陰性食品(甘いもの、パン、お菓子など)を控える
2.よく噛むこと(だ液がでて胃腸を守り働きを助けてくれます。)
3.水分の内容や量に気をつける(カフェインやお酒を避ける 水は1日1Lで十分な人もいる)
です。
早く治すために「何を飲むのがいいですか?」「何を食べたらいいですか?」
とよくご質問いただきます。
けれども、体は飲食するとその分の
消化・吸収・排泄をしなければなりません。
胃腸が働くと体力がそちらに奪われます。
症状があって不調のときは必要以上の飲食はせず、
治すことに体力を使いましょう。
「気象病」は日常から対策することが必要です。
お天気に関係なく「いつでも元気で健康」を一緒に目指しませんか?
「こんなときはどうすれば良いですか?」「体操を続けていいですか?」「食事の内容はどんなものが良いですか?」
などどんなご相談でもお待ちしております。
【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司