起立性調整障害(学校へ行けない。体が動かない。)

寒い日が続いていますね。

寒い冬に大人はじっとしていても子供は

「元気!」「動き回っている。」

というイメージです。

今回はお子さんがある日突然「学校に行けない。頭が痛い。動けない。」

起立性調整障害のご相談を数件受けたので書いてみました。

もしある朝、お子さんが

「頭痛がする、しんどい、起きれない」

と言ったとしたらどうでしょう。

私にも子供が3人いますので

「なんで!?」「学校サボりたいだけでしょ?」

と言いたくなるお気持ち。よくわかります。

でも待ってください。

お子さんは実は学校に「行きたい」のかもしれません。

 

起立性調整障害は10~16歳くらいまでの子供に多く、

大人にも起こります。

体の成長と自律神経との成長バランスがとれなくなって起こるとされています。

 

親御さんと同じく

「相談しても理解してもらえない。」

「このまま学校に行けないのか。」

「薬を飲み続けたくない。」

本人も疑問と不安でいっぱいでしょう。本当に辛いと思います。

[ご相談があったケース]

『14歳 男子』 朝 立ちくらみ 目の前が真っ暗になる 体が動かない が少しずつ増していた。 学校にいくと 頭痛、腹痛、だるさで保健室へ。

 

『13歳 女子』 朝 頭痛 腹痛 足の冷え 日頃から便秘と下痢を繰り返していた。学校に行くと めまい、だるさ、胃痛で保健室へ。

 

どのお子さんも

  • 朝、だんだん起きれなくなっていく。
  • 頭痛、腹痛を感じるようになっていく。
  • 学校では保健室へいくようになる。

ことが多くなっていったようです。

動悸、息切れ、ふらつき、手の震え、風呂上りの貧血を感じた子もいました。

[原因は?]

  1. 呼吸力の低下 → のど・鼻・気管・肺のうち、とくに「鼻とのど」がつまったような状態が考えられます。
  2. 体のゆがみ  → 背中~首にかけてのゆがみが多くあります。「肋骨と肺」は背中のゆがみ、「気管とのど」は首のゆがみと大きく関係します。
  3. 内臓の緊張  → 呼吸状態が悪いため体は酸素不足になるとともに、体のゆがみで心身ともに緊張状態です。内臓も機能が落ちています。

[当院の治療]

1.呼吸調整

 特に固まる首~肩~背中の筋肉を調整します。

肺の周りの首、肩、背中を緩めることで呼吸がしやすくなり、新鮮な酸素が全身に巡るようになっていきます。

2.ゆがみ調整

 背骨のうちとくに背中と首、そして肋骨の調整をします。

血液や神経の流れが良くなります。

3.内臓調整

 お腹(内臓)を経穴(ツボ)を使い経絡(ツボの道)治療により気の流れを整え、緩めます。

そうすると内臓が機能を回復していきます。

[ゆったり話す]

気持ちが学校に行きたくないとき

「友人や先生に会いたくない」

「勉強が嫌い」

「引っ越ししてなじめなくなった」

理由は様々あります。

落ち着いて、あせらず、ゆっくり話すことが大切です。

受診されたお子さんの中には、親御さんには話せないことも話してくれることがあります。

[書く・話す・寝返りをする]

体が休まり、気持ちが落ち着いてきたら、

今の自分の思い・不安・疑問を「書く」「話す」そして「寝返り」してみましょう。

どんなことからでも十分です。

[座る・立つ・日光浴]

布団やイスなどで座ってみましょう。

立ってカーテンを開けて日光を浴びてみましょう。

できる範囲で、ほんの少しからで大丈夫です。

[感情(心)の得意タイプ]

感情は人が生きていくうえで大切なものです。

私たちは喜怒哀楽を感じながら表現しながら毎日を過ごしています。

すぐ怒ったり、泣いたりしてばかりでは社会生活は成り立ちません。

人は生まれてから環境の中で抑えてきた『感情のクセ』が出来てきます。

そして、人には右利きや左利き、スポーツが得意か勉強が得意かのように、

良いか悪いかではなく『感情(自律神経)のタイプ』があります。

  • 悲しみや落ち込みタイプ(副交感神経タイプ) → 泣いたり、落ち込むことが多い
  • 怒りやイライラタイプ (交感神経タイプ)  → 怒ったり、イライラすることが多い

大きく分けて2つのタイプがあります。

親と子では全く違うタイプの場合もあります。

自分とお子さんのタイプを知りましょう。

 

喜怒哀楽すべてバランスよく、タイミング良く表現できれば良いのですが、

できないこと、できないときってありますよね。

感じること。考えること。行動すること。それぞれ違います。

知ることが大切です。

[生活習慣・食事・運動]

就寝時間が遅い。

睡眠時間が短い。

不規則。

ゲーム・パソコン・スマホをしている時間が長い。

偏った食事の内容。

運動をせず代謝が落ちている。

 

これらを変えていくことも必要です。

[治療期間]

体力、年齢を考慮して、2か月~6か月間をめどに行います。

本人の取組と治療とが合わさると、

ある時から一気に回復することが多いです。

子供の回復力は本当に素晴らしいです。

 

大人自身も考えて、一緒に行動するとお互いが心身ともにより良くなっていけるのではないでしょうか

どんなことでも、小さなことでも、

1つでも良いので行動してみてください。

 

ご相談いつでもお待ちしております。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

「胸がつまる感じ、ザワザワする。息がしにくい。」

「胸がつまる感じ、ザワザワする。息がしにくい。」

当院では3年ほど前から少しずつこんな方が増えています。

これをお読みの方も、ご自身と重ねておられるかもしれませんね。

検査してのど、心臓、肺には異常がない。なのにどうして?治まらないの?
とても不安に感じておられると思います。

ストレスをいつも感じている、逆流性食道炎、狭心症、自律神経失調症の方にも役立つことで

今回は

ご自身でできることで1番大切なこと

当院が考える原因

当院の治療

をかいてみました。

 

「ご自身でできること」としてまず1番大切なこと

ゆっくりと時間を過ごすことです。
 ハイスピードで動く現代社会とは違い、人の体はずっと早く動き続けることはできないようになっています

自律神経はゆっくりマイペースで過ごすことでリラックスし本来の働きをしてくれます。

「寝る・趣味をする・自分の時間を作る」ことで自然と体が良くなるような働きをします。

胸が締め付けられる感じや呼吸がしにくい原因

  • 筋肉の緊張
  • 骨格のズレ
  • 内臓の緊張 

の全てです。

特にお腹や胸の周りです。

人の肺は呼吸で膨らんだり縮んだりします。

周囲が固くて緊張した状態だと膨らまなくて酸素が充分に体に入りません。

酸素が全身に行き渡らないとダルい、重い、シンドイと感じて無気力になってしまいます

◎仕事が忙しく過労だったころから動悸を感じるようになり、息がしにくいときがあった男性。

◎引っ越しをし、仕事場も変わり、人間関係も変わって大きく環境が変わったころから、胸が詰まる感じが強くなり、不安感をいつも感じていた女性。

◎電車にのれず、人が多いところにいくと胸が苦しくてドキドキし、不安をかんじていた女性。

施術の期間は個人差がありますが、どの方もみんな現在は回復され、

家事、育児、仕事に励み、趣味を楽しんでおられます。

③治療

  • 筋肉の調整には整体と鍼灸を行いました。

  肩から腕、背中、首からのどにかけて行い、緊張が強いところは局所治療をしました。

  • 骨格の調整に整体を行いました。

  背骨を中心に骨盤と肋骨を調整しました。

  • お腹(内臓)の調整には鍼灸を行いました。

  手や足を中心に経穴(ツボ)を使い、滞っている経絡(ツボの通る道)を流しました。

ここ数年でとくに増えたのはマスクの影響である

「のど」や「あご」のつまりや「鎖骨まわり」の緊張です。

これらも一緒にとっていくことで呼吸は更にしやすくなります。

今までの生活習慣や生活リズムをできることから変えていくことで少しずつ良くなっていきます。

回復度合いにより体格、体力に合わせた

  • 寝ながら体操
  • 回復エクササイズ
  • 食事・栄養アドバイス
  • 季節ごとの体調管理
  • 姿勢

もお伝えすることでより良くなっていかれる方がほとんどです。

具体的な対策は個人個人でちがいます。

よりよい方法を一緒に考えていきませんか?

「最近、この症状が気になる。」

「なかなかとれない。」

「なんとなく不安。」

どんなことでもご相談ください。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

ぎっくり背中で動けない・・・

当院のお悩みで多い症状に背中の張りがあります。

ぎっくり腰と同じに突然の痛みに襲われるものに

「ぎっくり背中」があります。

 

背中の張りやこりはだれでも大なり小なりありますが

「いつの間にか感じなくなった。」「運動をしているから大丈夫」

あなたはこんな風にお考えではありませんか?

 

少しのことでも、長年に渡り放置していると突然発症します。

 

先日来院された40台女性。

「普段からフィットネスジムに通い体もきたえているのに・・・」

とおっしゃります 汗

 

じっと動かないでいると痛みはないのですが、ちょっと動くと痛みが走ります。

原因を少しずつ一緒に考えていくと、

「長時間のドライブを楽しんで、その帰りに背中に少し違和感があった」とのこと。

 

背骨の調整・骨盤の調整・筋肉の調整を3回行って痛みはなくなりました。

この方は、股関節と膝関節の関節変形があり、アキレス腱断裂の経験もあり

もともと脊柱のゆがみが起きやすい状態で「ぎっくり背中」は起こりました。

 

背中だけでなく、周囲の腕や足、お尻の体操・ストレッチもお伝えしました。

季節の変わり目は「体の変わり目」でもあります。

お気を付けください。

 

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

症例紹介:起立性調整障害

 

14歳 中学生。男子。

[ご来院までの経緯(初回のご来院、10月)]

頭痛や腹痛があり3日間学校を休んでいる。

運動をしているときは症状は少し和らぐが部活動もしっかり最後まで行えない。

苦手な教科の授業中はとくに頭痛が激しくなり、保健室やトイレに行く回数が増えた。

睡眠もとりずらく朝も起きれない。食欲もあるときとないときの差が大きい。

頭痛や腹痛が繰り返しおこるので塾に行くのも嫌になってきた。

お母さまから「自律神経の問題では?」とご連絡をいただき当院を受診。

 

[施術方針]

1年くらい前から体がだるい感じが徐々に強くなってきた。

食事の回数やタイミングは不規則。朝起きたときや風呂上がりは立ちくらみがする。

アレルギーもあり呼吸器の状態も良くなく体が酸素不足となっているので呼吸器の状態を整えつつ、体の日内変動について説明し、短時間で軽い運動から始めてもらいました。

 

[施術内容]

首から肩、背中にかけての筋肉の緊張や脊椎や肋骨の可動域の制限がみられました。

寝返りも大変なときがありました。

自律神経の調整を行いつつ肋骨や横隔膜の調整を行いリラックスしやすい体の状態を意識してもらいました。

 

[施術経過と考察]

生活環境の変化や部活・塾・学校との時間で心身ともに負担がかかっていました。

長時間の入浴で湯舟に浸かる時間も長かったのでまず「25分」にして、

入浴後に短時間の脊椎体操と簡単なストレッチを行ってもらい副交感神経の働きを促すようにしてもらいました。

「良く眠れた」とのことでした。

 

受験という初めての経験を控えて体が緊張しやすい状態でした。

部活動も徐々に再開し最終試合もフル出場。高校受験にも無事合格したと嬉しいご報告をいただきました。

 

【起立性調整障害の施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

 

症例紹介:パニック障害

 

 

20代。男性。作業員。

[ご来院までの経緯(初回のご来院、11月)]

仕事で車を運転中に強い動悸を感じ同時に頭痛と呼吸がしずらくなり運転を交代してもらった。

数ヶ月前から首や肩の凝りも強くなり、めまいや胸のつかえ、体がだるく胃痛があり下痢も頻繁に起こすようになり来院する。

心療内科も受診したが改善せず、漢方薬も飲んでいる。

[施術方針]

仕事を今まで通りこなして、早く日常生活を取り戻したいとのことでした。

首や肩の凝りからはじまり、胃の不快感がだんだんと強くなり花粉症もあり鼻づまりで呼吸状態もよくありませんでした。

体力が落ち全身状態が悪いことから、まずは体力を回復させるために仕事をできるだけ制限し体を休めて自律神経のバランスを整えつつ、呼吸状態をよくすることから開始しました。

 

[施術内容]

実家に時間をかけて行き来したり仕事も忙しく疲労の蓄積がみられました。様々な人生の出来事が重なり、心労も重なっていました。

自律神経の状態が体に及ぼす事柄を示しつつ施術計画をたてて段階を経て少しづつ回復させていくように説明しました。

ご家族の了解を得て寝室は何も考えずリラックスして眠るだけの空間にしていただきました。

睡眠・休養・食事・施術・活動のバランスを意識してもらいました。

長時間のマスク着用での作業でアゴ付近の状態が悪いことから、頭は特に鼻とアゴの調整から行いました。

 

[施術経過と考察]

体力に自信があり、出来ると思い込んでいた以上の事態が起こって交感神経の興奮が静まらなかった状態になり心も体も追い込んでしまっていたと考えられました。

検査結果から現状をお伝えし自分の今の状態を改めて知っていただき体力を回復させ、

呼吸の状態を整え副交感神経も働かせて生活リズムを作り

緊張することとリラックスすることで体を整えていくことを意識して頂きました。

24回の施術で強い症状は落ち着き、仕事も再開されました。

今回感じましたのは「マスク着用」での作業が体に与える影響です。

情勢下の対策のひとつではありますが「マスク」は呼吸を制限し熱中症のリスクまでも高めてしまいます。

屋外であれば2m以上のソーシャルディスタンス上でマスクは外して良いとの政府見解です。

気温が高くなる6~9月はマスク着用のタイミングは意識したいものです。

 

【パニック障害の施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

 

症例紹介:お腹の張りと食欲不振。

 

20代男性 大学院生の方。

[ご来院までの経緯(初回のご来院、12月)]

胃の軽い不快感とお腹が張る感じがしつつ、過ごしていた。

12月に入り、友人や親せきと飲食をする機会が増えて、暴飲暴食になった。

自宅での飲食の量が減り、外食時にも食べれはしたが、すぐに満腹になるような感覚になり胃の不快感も増した。

肩や背中のコリまで感じるようになった。

 

[施術方針]

年末年始の予定をすべてこなしたい。食事もイベント出席も全てしたい、とのことでした。

過去にこのような状態は経験がなく、胃の痛み・胸やけなどはなく、全身状態も大きく悪いところもありませんでした。

 

[施術内容]

ここ数ヶ月、机に向かう時間が増え、昼夜逆転の生活パターンをされ、夜中の飲食が増えたとのことでした。

「座りっぱなし」での体の状態はどうなるか、「睡眠時間」と「就寝・起床時間」の関係、「食事時間」と体の関係について特にお伝えしました。

 

[施術経過と考察]

腹膜の強い緊張が見られましたので、お腹への施術が先決と考え、お腹の状態を整えました。横隔膜の緊張により呼吸状態が良くないことが考えられましたので、横隔膜と肋骨の調整を行いました。

元々スポーツマンで、スポーツを再開しようとされていましたので、スポーツを始めていい体の状態とタイミング・季節についてお話しました。

昼夜逆転の生活は、自律神経がうまくバランスを取って働くことができずに、全身状態が落ちていく一方です。基本の生活リズムを取り戻していただくことと、長期間での生活計画をたてることをご提案しました。

この方の場合、呼吸機能が上手く働かず、筋肉への酸素が行き渡らないことで、全身のコリを引き起こしていました。呼吸器が働かずに起こる症状はたくさんあります。初期にはコリや痛みなどですみますが・・・

呼吸は1分間に約14回しています。1時間には840回、1日にはなんと2万回以上です。呼吸状態が、体にどれだけ影響を与えるか、お分かりいただけると思います。良い酸素が、全身に行き渡るためにも、呼吸を整えることもとても重要です。

2回の施術で、お腹も張りもとれて食欲も戻り、コリも和らいできた、とのことです。

現在も体のメンテナンスのために通院していただいています。

 

【お腹の張りと食欲不振の施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

症例紹介:頭痛と鼻づまり。

40代男性 自営業の方。

[ご来院までの経緯(初回のご来院、11月)]

 もともと、首や肩や腰にハリと痛みがあり、それに伴って頭痛と目の痛みまで頻繁に感じるようになってきた。

座っていることが多いので「仕方がない」と半ば諦めていた。最近では、鼻づまりあって、鼻水が止まりずらい。

月に数回、運動をしたときの体の痛みも、なかなか取れずらい。顎にまで痛みがあるときがある。

痛みが強くなりつつあった時に、ご友人に当院をすすめられた。とのことでした。

[施術方針]

 趣味も仕事も痛みなく出来るようになりたい。そして、どちらも休みたくないとのことでした。

お酒とお薬(内科・耳鼻科)を減らす方法も、一緒に考えました。

[施術内容]

 夜勤もされていますので、体のサイクルが内臓に影響をどう与えるかお伝えし、お食事内容・お酒の量と回数についても、一緒に考えました。西村式整体・けいらく療法で内臓を整え、リンパ液や血液・神経の流れを整えつつ、ヘッド整体で頭蓋の状態も良くし、代謝を促しました。

[施術経過と考察]

 鼻水・鼻づまりにより、呼吸の状態が良くなく、頭痛の一因になっていましたので、頭部の状態を整えることが先決でした。

運動もいきなり始めておられたので、準備体操と直後のセルフケアと施術を並行して受けていただき、お体の痛みは、ご本人なりにコントロールできるようになられました。

深夜のお仕事では、体の回復を早めることが大切ですので、特にたんぱく質の摂取や、お酒の種類についても、なるべく選んで飲んでいただくようお伝えしました。

深夜帯に起きていると、臓器が休まる時間がなく、更にお酒を飲むと血液の状態も悪くなり、体の体液の代謝がうまくいかないことが、この方の症状を強くしていました。現在は、頭痛は治まり、鼻の通りが良くなったとのことです。

日常のケア方法の一つとして、施術を受ける事を取り入れていただき、継続して通院いただいています。

「リンパ液」の流れが滞ることによる症状は、頭痛・鼻づまり以外にもたくさんあります。コロナ禍で運動量が減り、水分代謝が落ちることによる症状が増えています。入浴や自分に合った運動や運動量で改善することもあります。

リンパ液は、「ホルモンバランス」や「免疫」とも関りが深いです。日常から意識してこの情勢を乗り切りましょう。

 

【頭痛、鼻水・鼻づまりの施術】西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

 

 

症例紹介:吐き気と肩こり。

 

60代 女性 家事手伝いの方。

[ご来院までの経緯]

強い肩こりが主訴で来院をされていた女性。お疲れになると全身が痛くなり、筋肉が凝っているのか、痛いのかよく分からなくなる。

趣味でダンスや舞踊をされ(週2~3回 2時間くらい)、お仕事も肉体労働が大半なので夜になると筋肉の状態は良くなく、疲れやストレスが溜まると症状が強くなる。

肩こりが強くなると吐き気も出るとのことでした。

[施術方針]

「趣味を休むのがイヤ。」ということでしたので、時間や回数を少し減らすことから初めました。

栄養にも偏りがみられたので、不足している食品に代わるものをご紹介しお食事の中に取り入れられました。

ストレスについても一緒に考えました。

[施術内容]

交感神経が優位で興奮しやすく、副交感神経が働いていないことが考えられましたので、自律神経の調整と内臓の調整、歪みによる筋緊張もみられましたので骨格調整も行いました。

症状が強くでることがありましたので週に数回のご通院をご提案しました。

[施術経過と考察]

症状を感じていたのが長く感覚鈍麻を起こしていました。全身の緊張を緩め精神的なリラックスが必要な状態でした。

胃腸の働きを活性させ、体を整える施術を行うと、途中で吐き気を感じ、吐いてしまわれることも数回ありました。

胃腸の働きが落ちる時期(特に梅雨時)にも、体のことを考えて食欲がなくても、いつも同じ食事の量をとられていました。

ですので1日の食事の量だけでなく、食事回数を減らしたり、お腹がすいてから食べることもご提案しました。

生活環境や人間関係でのストレスもおありでしたので、一緒に考えてみました。

胃腸はストレスを感じやすい臓器です。

この方の場合は特に食事・過度な運動・環境によってストレスを感じておられたので見直していただきました。

施術を重ねるごとに徐々に吐き気は減り、趣味も楽しまれています。定期的な施術をご提案しご来院いただいています。

体の消化・吸収作用が下がると肩~首へのこりを起こすことがあります。整体・鍼灸で体を調整し、「治癒力」を引き出すことで人生を楽しみ、その方本来のあるべき姿になっていただけます。

【自律神経の施術】西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

症例紹介:ぎっくり腰。

30代 男性 一人暮らし デスクワークの方です。

[ご来院までの経緯]

 仕事中に腕を伸ばして遠くの書類を取ろうとしたとき、ぎくっと腰に強い痛みが走る。その後はズキズキと疼いて、歩くのもままならず来院されました。

地方から赴任してこられ、今まで腰痛はあったけれど、すぐに良くなったので特に今まで年1回の会社の健康診断でも異常はなかったので、体のことは特に気にしたことはなかった。

近頃は残業や休日出勤が多く疲れが溜まっていた。

[お体の状態]

 首から肩、背中、腰の筋肉の緊張が強く、触らせていただいた時どこが固いや痛いかがわかりにくい感覚鈍麻や違和感もありました。

動かすと痛みは強かったですが、施術で立っているときと寝ているときの痛みは和らいだので、早々に仕事を切り上げその日は退社されました。

腰の体操を夜寝る前、朝起きてから、仕事前と無理のない可動範囲からやっていただくようお伝えしました。

次の日 腰の疼くような痛みが残っているのと、長時間座っていられないようでした。仕事を午前中で退社し、来院されました。体は動かせるようにはなってきているが、重だるくてしんどいようでした。施術で少し症状は軽くなりました。

3回目以降からは徐々に体の動きが良くなってきたので、体操の種類を増やし、疼く痛みはなくなりました。

猫背で、首~肩~背中のこりや頭痛、疲れ目も酷く、体が重いことが軽減してきたころから姿勢の調整も施術と同時に行い、吊り上がり気味だった目が優しくなり、お顔の表情も柔らかくなり、長時間のデスクワークも楽になったそうです。

今回は長年に積み重なった疲労が抜けて、生活習慣を見直していただくことで、3か月もたたないころには姿勢も改善し、月に数回の通院を頂く程度に落ち着きました。今では趣味のゴルフも再開されています。

[考察] 

 疲れで自律神経が乱れて、全身の緊張が特に腰に現れた状態でした。

腰付近の背骨や骨盤の調整はもちろん、お腹(内臓)調整や頭部(頭蓋骨)の調整を行うことで自律神経のバランスが整い良い体の状態を保てている。

睡眠時間がまちまちなのと、食事内容を見直す生活習慣の改善と一緒に、姿勢維持に必要な筋力アップを図っていくことが大切。

【自律神経の施術】【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

症例紹介:肩こり、手や腕のしびれ

48歳女性 助産師の方。

[ご来院までの経緯]

日頃から体を酷使し、夜勤で忙しくて疲労が溜まりピークになられているようでした。

上半身全体の筋肉が固くなっており、右手から右腕にかけてのしびれが出てきて強くなっていました。お仕事柄手先を繊細に使わねばならず、困っておられました。

寝付けず朝まで起きてしまい、便秘もあり、内科も受診されていました。

[施術方針]

お薬を数種類、飲まれていたのでお薬・睡眠・栄養管理についてのお話。楽に体を使って頂けるよう、動作や姿勢について、日常生活についてもアドバイスし、ご実践いただきました。

[施術内容]

{初回}体をリラックスさせ、筋肉の緊張をとるために頭蓋骨を調整し自律神経を整える事を中心に行い、脳神経と血液の流れを促しました。

{2回目以降}背骨から骨盤を中心に指、手のひら、手首、腕、肘、上腕と順番に調整。

{4回目}しびれはなくなりました。ですが、冷え性とむくみが強く、それに付随してたくさんの症状がありました。お仕事がハードなのでお体の状態のチェックとメンテナンスの為に、定期通院をご提案しました。現在も継続通院していただいています。

「しびれ」というと、背骨の形が変形し椎間板や変形した背骨が、神経を圧迫してしまう「椎間板ヘルニア」や「脊椎分離症」などを想像することが多いのではないでしょうか。当院に来院される方にも、背骨の状態が悪くて受診される多くいらっしゃいます。

「しびれ」は栄養状態や体温調節、ホルモンバランスの乱れから起こるものもあります。

体液(血液やリンパ液など)の循環がうまくいかずに体に溜まってしまうことにより、神経や血管に負担をかけてしまい「しびれ」がおこります。

様々な原因で起こる「しびれ」ですが、整体・鍼灸で「治癒力」を引き出すことにより、その方の本来あるべき姿になっていただけます。

【自律神経の施術】【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。