「腕や肩が痛い。」「ずっと痛い。」「肩が動かない、腕が上がらない。」五十肩はこんなことから始まります。本当に辛いですよね。今回は、そんな五十肩に関して書いていきます。
仕事や日常生活があるので「早くなんとかしたい!」「とりあえず動くようにしたい!」私も経験があります。そのお気持ちとてもよくわかります。
でも、いきなりしっかり動かすと良くありません。五十肩は「肩関節周囲炎」とも言われ、肩まわりに炎症が起こっている場合が多いからです。急に動かすと炎症を助長してしまいます。
ではどうするのか。痛みが強かったり、肩が熱をもっている場合はまず「何もしない」ことが一番です。足首や膝を捻って、「痛い、腫れている」とき安静にするのと同じです。
それから、力を抜いてリラックスします。肩甲骨をゆっくり上下させます。立ってが辛い場合は、座ってや寝て行っても大丈夫です。ポイントはどこにも力を入れずに行うことです。
痛いときは肩・腕・首・背中の筋肉が緊張しています。まずは肩・腕・首・背中の筋肉をリラックスさせましょう。
肩の初期体操の1つを書きました。でも、そうは言っても痛みが強いとき、とても焦ってしまいますね。そして、きつい体操や運動をして、より痛みや動きが悪くなって・・・
こうなると治るまでにより時間がかかってしまいます。まずはゆっくりご自身の状態はどんな感じなのかを把握するためにも、ゆっくり動かしてみることです。
そうすると、その後の治療もスムーズにいきやすくなります。
「こんな時はどうするの?」「こんな体操は?」などなどご質問、ご相談お待ちしております。
【大阪府平野区*西村鍼灸接骨院・喜連瓜破院】院長 西村清司