ラクに座る為の2つのポイント。

「正座はよくないですか?」

「ラクな座り方は?」

「長時間の座りがツラい。」

などなどご質問をいただきました。
今回は座ることについて書いてみました。

「腰を落ち着ける」「膝を突き合わせる」座るに関することわざ、慣用句はたくさんあります。

それだけ座ることはゆっくり、落ち着いて、集中できます。

体への負担はどうでしょう?

ゆっくり座っていても「疲れた」「肩や首がこった」「腰が痛い」経験はあると思います。

実は背骨への負担は立つより座るほうが
大きいです。

座る姿勢によっては背骨への負担が
「2倍」になります。

東洋医学的にも座ることは
内臓への負担が多いとされています。ではどんな風に座ればよいのでしょうか?
ポイントは2つあります。

1.骨盤が立っている。

2.リラックスできる。

これをクリアできればどこにでも
座れます。

「椅子」であれば

①両足が地面についている。

②足首、膝、股関節は90°。

「床」であれば

①股関節が開く。

②開いた太ももが床につく。

のが理想です。
膝や足首の状態がよければ正座もOKです。

「でも体が硬いから・・」「それではリラックスできない・・」という方は

椅子に深く座りましょう。

そして「背もたれ」や「壁」に
背中や頭をつけます

それでもまだリラックスできなければ

「クッションか座布団」を

お尻、太もも、腰、背中、首、頭
にいれましょう。

こうすればどこにでもラクに座れます。

それでも座りにくい方は、骨格に問題ありです。

目的は、骨盤を立てて背骨への負担を減らすことです。

そして、30分~1時間に1回は立って
休憩をして内臓への血流を戻します。

私はどこでも一定時間ならラクに座れます。

「こんな風に座ってみたい」
「デスクワークで楽に座りたい」
「座り方を見てほしい」
ほかどんな小さなことでもご相談ください。

お待ちしています。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸整体院)】院長 西村 清司

足のセルフケアでお悩みを解消。

「立つのがしんどい」「歩きにくい」「踏ん張りにくい」など「足」のご相談をうけて

今回は足について書かせていただきました。

今の日本では、裸足や足袋でぞうりや下駄をはいて、土間や畳にいた頃とは違い

くつ下やくつを履いて生活するようになり、素足で足指や足を使うことは減りました。

その結果、足指や足の甲や足首の筋肉は細く関節は硬くなりました。

足への血流やリンパ液の循環も悪くなり、足のむくみの原因にもなっています。

むくみは「冷え性」「食生活」「自律神経の乱れ」(むくみ症状ページ)に影響され、足の筋肉や関節が固いことで、よりひどくなります。

足のお悩みはまず足指、足の甲、足首の

関節と筋肉を動かし、足への血流とリンパ液の流れを

よくする体操をしてみましょう!

1.足指の体操

2.足の甲を捻じる。

3.足首のストレッチ

です。

*捻挫して間もないとき、腫れや痛みの強いときはやめましょう。

1.足指の体操

足の指でグーチョキパーできますか?じゃんけんしてみましょう。

目安の回数とセット数:それぞれ10回×3セット

最初は痛いかもしれません。でも、継続していくと、少しずつ動くようになります。

 

2.あしの甲をねじる

足の甲には2か所関節があります。

両手で関節を挟んで、ねじりましょう。

2か所を3回~5回ずつ行います。

3.足首のストレッチアキレス腱やすねの筋肉を伸ばしましょう。

座って、立って、寝て、一番リラックスしながら伸ばせる方法からで大丈夫です。

疲れがあるときは3セット行っても良いでしょう。

 

続けていくと、踏ん張りやすくなり、動作がラクになっていきます。

 

足は全体重を支え、いつも疲れています

1日に5分でもフローリングやマットや畳に裸足で足を開放しませんか。

暑くなるときに始めると、続けやすくなります。

一番大切なのは、立ったり、座ったり、歩いたり、素足で大地を感じる。皮フ感覚を研ぎ澄ませてみてください。

素足」で歩いたり、足指からかかとまでを地面について「足の裏全体の感覚」を感じます。

ゆっくり感じていると心も落ち着きます。

 

足の中でもわかりやすい体操をお伝えしました。

日常で「手」の感覚は、押す、持ち上げる、握るなどで繊細に感じます。

足はどうでしょうか?

「裸足」で立ったり、座ったり、歩いたり「足の裏の感覚」を感じてみませんか。

 

足裏を合わせたり、手を当てたり、体操してみる。

全身を支えてくれる足に感謝しながらケアしてみましょう。

良い変化がでてくるはずです。

 

「詳しいやり方が知りたい。」

「こんなときはどうしたら良い?」

「体操が長続きしない。」

こんなことはありませんか。

 

施術、体操、ストレッチなどであなたをサポートします。

ご相談おまちしています。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

体が重い・だるいの原因!?「気象病」とは。

雨の日や天気の変わり目に

「なんか体調が良くない。」

「天気のせいですか?」

「あちこちが痛い。」

とご質問いただきました。

一方、晴れでも雨でも

「いつでも元気」な方もおられます。

今回は「気象病」について考えてみました。

雨の日に「頭痛」や「めまい」がある。

天気の変わり目に「腰痛」がでる。

あなたはそんな時ありますか?

気象病をネット検索すると

「ねむ気、食欲不振、低血圧、しびれ、肩こり、神経痛、じんましん、吐き気」

まだまだ沢山でてきます。

 

ここまではなくても、天気の変わり目に

なんとなく「重い」「だるい」は感じたことはありますか?

<体が重い、だるいの原因は?>

私たちは「スイーツ、パン、果物」など

「陰性食品」を摂る機会が増えています。

陰性食品を多く摂ると

体が「冷え」「むくみ」ます。

「冷え」るとカラダは膨張してふくらみます。

「むくみ」がカラダを包むようになります。

膨らんで、さらに、外側は包まれている。

膨らむことも、縮むこともできなくなります。

そして、肺などの内臓や筋肉・関節の動きが下がるので、

呼吸がしづらく代謝も落ちます。

酸素が全身に行きわたらず

「体が重だるい」と感じてしまいます。

<当院の考える気象病は>

ふだん、体内と外の気圧は圧力が保たれています。

雨の時など低気圧になると、

外の圧力が下がり体内は圧が保てず膨らみます。

山の頂上や飛行機で空の上にいるとき

スナック菓子がパンパン膨らむ。

低気圧のカラダはそんな状態です。

 

膨らんで縮まないカラダの状態では

血流も内臓の機能も落ちています。

 

「気象病」は

『気圧の変化に対応できなくなった状態の体の異変』です。

 

反対に、健康で元気な方は、むくみがなく

血流・内臓の働き・呼吸が

天候に関係なくいつも良い状態です。

<当院の治療では>

1.背骨、肋骨の調整

肋骨を整え、肺の動きを良くします。

2.横隔膜・筋肉の調整

呼吸の状態を良くします。

3.お腹(胃、腸)の調整

水分の流れをうながして、体外へと出します。

まずは、この3つがとても重要です。

<ご自身でできること>

お伝えしている体操やストレッチ、軽い運動や湯舟につかりましょう。

代謝を高めて水分を体の外に出しましょう。

腹式呼吸でリラックスしましょう。

特に大切なのは

1.陰性食品(甘いもの、パン、お菓子など)を控える

2.よく噛むこと(だ液がでて胃腸を守り働きを助けてくれます。)

3.水分の内容や量に気をつける(カフェインやお酒を避ける 水は1日1Lで十分な人もいる)

です。

早く治すために「何を飲むのがいいですか?」「何を食べたらいいですか?」

とよくご質問いただきます。

けれども、体は飲食するとその分の

消化・吸収・排泄をしなければなりません。

胃腸が働くと体力がそちらに奪われます。

症状があって不調のときは必要以上の飲食はせず、

治すことに体力を使いましょう。

 

 「気象病」は日常から対策することが必要です。

お天気に関係なく「いつでも元気で健康」を一緒に目指しませんか?

 

「こんなときはどうすれば良いですか?」「体操を続けていいですか?」「食事の内容はどんなものが良いですか?」

などどんなご相談でもお待ちしております。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

姿勢を整えればやる気も出ます!

「姿勢が良くないんです。」「姿勢が悪いからですか?」「巻き肩で・・・。」などなど姿勢のよく質問をいただきます。

私も悩んでいましたので、そのお気持ちよく理解できるつもりです。

今回は姿勢について書いてみました。

<姿勢をつくる背骨>

姿勢に影響しやすい背骨。

体の『』であり、動作をするとき『』となります。

生理的湾曲(ゆるいS字状のカーブ)があり、バネのように衝撃を吸収し体への負担を減らしてくれます。

この背骨や骨盤の形は、親子であっても湾曲がきついかゆるいか、骨盤の傾きが違ったり一人一人違います

骨盤の前後の傾きで「姿勢のタイプ」分けをしてみました。

<姿勢のタイプ>

  1. 前傾タイプ
  2. まっすぐタイプ
  3. 後傾タイプ

の3つのタイプに分けられます。

1.前傾タイプ

骨盤が前に傾いているタイプ。腰骨が沿って腰痛になることが多い。

2.まっすぐタイプ

骨盤の傾きはあまりなく、背骨の湾曲が少ない。首、背中、腕の症状を感じやすいタイプ。

3.後傾タイプ

骨盤が後ろに傾いているタイプ。いわゆる猫背になりやすい。肩こり・首コリを起こしやすい。

タイプなので良い悪いはありません。あなたはどのタイプでしょうか。

<悪い姿勢とは?>

人体の骨の数は「206」関節は「260」筋肉は「640」もあって、それぞれ左右の太さ・大きさ・長さの違いがあります。

身長、体重、性別、年齢、環境生活習慣運動経験にも違いがあります。

これだけ体の要素が違い、重力を受けやすい2足での行動をしているので、ひとりひとり姿勢が違うのは当たり前と言えますよね。

「悪い姿勢」というものはなく「症状を起こしやすい姿勢」はあります。

<症状がでる姿勢>

いわゆる「猫背」、「ストレートネック」、「反り腰」といわれる状態があります。

これら力学上で体への負担が大きいとされているものはコリ・痛み・しびれなどを起こしやすいことは確かです。

強い症状がある場合は改善が必要です。柔軟性、筋力、意識、生活習慣、お食事、姿勢だけでなくいろんな事から考えていく必要があります。

<寝る姿勢、座る姿勢>

横向きや仰向けで寝る。

ソファーや椅子や座椅子に座る。

立っている以外にもいつも姿勢をとって生活しています。

いずれにしても、「背骨がリラックス=背骨がやわらかい状態」していてどんな動作もできる状態が好ましいです。

<やる気が出る姿勢>

「気持ちは姿勢から」と言われ、感情と姿勢には深い関係があります

元気でやる気のとき「肩を落としている」、落ち込んでいるとき「前を向いている」のはしっくりきませんよね。

顔が下を向く。

肩に力が入る。

握りこぶしを作ってしまう。

など自然にそうなってしまうのが姿勢とも言えます。

 

皆さんにも「やりやすい姿勢」ってあると思います。

その時の感情はどんなものですか?

<見た目の姿勢>

モデルさんはとても良い姿勢にみえます。

でも、私生活で、くつろいでいるときにも背筋が伸びてピーンとしているかというと、そうでもないと思います。

見た目のお悩みは、ご本人と周囲の人々との感覚の差が大きいです。

思い出してみてください。

小学校のときに言われた「気をつけ!」の姿勢はリラックスできるでしょうか。

頑張っているのは緊張しています。

 

自然にそうなる、自然にできるのがあなたの姿勢です。

<呼吸と関わる姿勢>

首・肩・背中の緊張があり、下向きかげんで背中が丸まっていても、ムリに胸を張ろうとする・・・

こんなときは呼吸の状態もよくないです。

「深呼吸」は肩が前後に動いて、胸がしっかり開くとできます。

深呼吸をしようと思えばカラダが緩んでリラックスしていないとできません。

当院では「ここがどうしても・・・」「姿勢を良くして若々しくなりたい。」「この症状は姿勢からきていますか?」などなど姿勢のサポートも行っています。

どんなことからでも気づきがあれば、あなたにあった姿勢はみつかります。

 

一緒にやってみませんか。ご相談いつでもお待ちしております。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

起立性調整障害(学校へ行けない。体が動かない。)

寒い日が続いていますね。

寒い冬に大人はじっとしていても子供は

「元気!」「動き回っている。」

というイメージです。

今回はお子さんがある日突然「学校に行けない。頭が痛い。動けない。」

起立性調整障害のご相談を数件受けたので書いてみました。

もしある朝、お子さんが

「頭痛がする、しんどい、起きれない」

と言ったとしたらどうでしょう。

私にも子供が3人いますので

「なんで!?」「学校サボりたいだけでしょ?」

と言いたくなるお気持ち。よくわかります。

でも待ってください。

お子さんは実は学校に「行きたい」のかもしれません。

 

起立性調整障害は10~16歳くらいまでの子供に多く、

大人にも起こります。

体の成長と自律神経との成長バランスがとれなくなって起こるとされています。

 

親御さんと同じく

「相談しても理解してもらえない。」

「このまま学校に行けないのか。」

「薬を飲み続けたくない。」

本人も疑問と不安でいっぱいでしょう。本当に辛いと思います。

[ご相談があったケース]

『14歳 男子』 朝 立ちくらみ 目の前が真っ暗になる 体が動かない が少しずつ増していた。 学校にいくと 頭痛、腹痛、だるさで保健室へ。

 

『13歳 女子』 朝 頭痛 腹痛 足の冷え 日頃から便秘と下痢を繰り返していた。学校に行くと めまい、だるさ、胃痛で保健室へ。

 

どのお子さんも

  • 朝、だんだん起きれなくなっていく。
  • 頭痛、腹痛を感じるようになっていく。
  • 学校では保健室へいくようになる。

ことが多くなっていったようです。

動悸、息切れ、ふらつき、手の震え、風呂上りの貧血を感じた子もいました。

[原因は?]

  1. 呼吸力の低下 → のど・鼻・気管・肺のうち、とくに「鼻とのど」がつまったような状態が考えられます。
  2. 体のゆがみ  → 背中~首にかけてのゆがみが多くあります。「肋骨と肺」は背中のゆがみ、「気管とのど」は首のゆがみと大きく関係します。
  3. 内臓の緊張  → 呼吸状態が悪いため体は酸素不足になるとともに、体のゆがみで心身ともに緊張状態です。内臓も機能が落ちています。

[当院の治療]

1.呼吸調整

 特に固まる首~肩~背中の筋肉を調整します。

肺の周りの首、肩、背中を緩めることで呼吸がしやすくなり、新鮮な酸素が全身に巡るようになっていきます。

2.ゆがみ調整

 背骨のうちとくに背中と首、そして肋骨の調整をします。

血液や神経の流れが良くなります。

3.内臓調整

 お腹(内臓)を経穴(ツボ)を使い経絡(ツボの道)治療により気の流れを整え、緩めます。

そうすると内臓が機能を回復していきます。

[ゆったり話す]

気持ちが学校に行きたくないとき

「友人や先生に会いたくない」

「勉強が嫌い」

「引っ越ししてなじめなくなった」

理由は様々あります。

落ち着いて、あせらず、ゆっくり話すことが大切です。

受診されたお子さんの中には、親御さんには話せないことも話してくれることがあります。

[書く・話す・寝返りをする]

体が休まり、気持ちが落ち着いてきたら、

今の自分の思い・不安・疑問を「書く」「話す」そして「寝返り」してみましょう。

どんなことからでも十分です。

[座る・立つ・日光浴]

布団やイスなどで座ってみましょう。

立ってカーテンを開けて日光を浴びてみましょう。

できる範囲で、ほんの少しからで大丈夫です。

[感情(心)の得意タイプ]

感情は人が生きていくうえで大切なものです。

私たちは喜怒哀楽を感じながら表現しながら毎日を過ごしています。

すぐ怒ったり、泣いたりしてばかりでは社会生活は成り立ちません。

人は生まれてから環境の中で抑えてきた『感情のクセ』が出来てきます。

そして、人には右利きや左利き、スポーツが得意か勉強が得意かのように、

良いか悪いかではなく『感情(自律神経)のタイプ』があります。

  • 悲しみや落ち込みタイプ(副交感神経タイプ) → 泣いたり、落ち込むことが多い
  • 怒りやイライラタイプ (交感神経タイプ)  → 怒ったり、イライラすることが多い

大きく分けて2つのタイプがあります。

親と子では全く違うタイプの場合もあります。

自分とお子さんのタイプを知りましょう。

 

喜怒哀楽すべてバランスよく、タイミング良く表現できれば良いのですが、

できないこと、できないときってありますよね。

感じること。考えること。行動すること。それぞれ違います。

知ることが大切です。

[生活習慣・食事・運動]

就寝時間が遅い。

睡眠時間が短い。

不規則。

ゲーム・パソコン・スマホをしている時間が長い。

偏った食事の内容。

運動をせず代謝が落ちている。

 

これらを変えていくことも必要です。

[治療期間]

体力、年齢を考慮して、2か月~6か月間をめどに行います。

本人の取組と治療とが合わさると、

ある時から一気に回復することが多いです。

子供の回復力は本当に素晴らしいです。

 

大人自身も考えて、一緒に行動するとお互いが心身ともにより良くなっていけるのではないでしょうか

どんなことでも、小さなことでも、

1つでも良いので行動してみてください。

 

ご相談いつでもお待ちしております。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

習慣性肩関節脱臼(肩がゆるい、外れやすい。脱臼ぐせ。)

「肩の関節が緩く感じる」「何度も外れたことがある」

こんな状態は注意が必要です。

年末年始はケガや急な痛みのご相談が多い時期。

今回は立て続けにご相談があった

「習慣性肩関節脱臼」の「当院の整復(もとに戻すこと)」について書きました。

[そもそも肩の脱臼って?]

「肩」は体の中で一番外れやすい関節です。

関節が浅く、もっともよく動く(最大180°)からです。

  • はじめての脱臼 → 大きな外力で転倒したときに手をついて起こることが多い。
  • 2回目~習慣性(脱臼ぐせ → ぶつかって肩をひねる、立ち上がろうとして手をついて、物をとろうとしてなどなど小さな外力でもおこります。

[一般的症状と処置]

  • はじめての脱臼 → 体勢や状況にもよりますが、肩に痛みがあり、腕が上がらなくなり、少ししか動きません。
  • 2回目~習慣性(脱臼ぐせ → 少しの痛みや痛みがない場合もあります。違和感や少し抜けそうな感覚、動かしにくくなります。

整復し関節を元にもどしたら、冷やして固定をします。

まわりの骨や靭帯に問題がなければ、約3週間~2か月は安静にし固定を行います。

[当院の整復は]

整復(関節を元に戻すこと)はゆっくり寝てもらい

「リラックス」してから行いますので、痛みはありません

安心して受けられてくださいね。

今回の場合は皆さん骨、靭帯、血流、ヒフにも問題ないようでした。

三角巾で固定を行いました。

後日お医者様にはご同意いただきました。

状態が悪い場合は「テーピング」や「包帯」と合わせて「三角巾」を行います。

[脱臼は整復してからが大切!!!]

習慣性になる方のほとんどは、

早期(当日~3日以内)から肩の筋肉や関節への負荷をかけています。

一定期間の固定→安静→治療はとても大切です。

この期間がその後の肩の状態を決めます。

整復後

  • 固定処置や治療を早期できりあげてしまった。
  • リハビリテーションが不十分だった。
  • 生まれつき関節が浅い、筋力が弱い。

生まれつき、競技の特性で、ご病気で仕方ないこともありますが、

何度も何度も脱臼を繰り返してしまう。お辛いですよね。

「手術を考えなあかん・・・」でも、できれば手術は避けたい方も多いのではないでしょうか。

[当院のトレーニング]

整復→固定→治療後、経過が良ければ開始です。

  1. 「肩インナーマッスルトレーニング」3種類を20~30回します。
  2. 1~3週間後「アウターマッスルトレーニング」を行なっていきます。
  3. 筋力が十分な方は経過しだいで、インナー・アウターを「同時」に行います。

[期間]

固定・治療・トレーニングそれぞれに1週間~3か月かかります。

順調に進めば2週間~3か月後には固定をはずし完全復帰も可能になるでしょう。

個人個人の骨格や筋力によって肩のトレーニング・肩の動作方法は変わります。

[脱臼しやすい肩は]

「日常生活を楽しみたい!」「競技スポーツを続けたい!」

その方の目標にもよりますが、肩はしっかり外転できていますか?

肩を前後にしっかり動かせますか?

真横にまっすぐあがらない。

耳に二の腕がつかない。

違和感・痛み・ハリを感じる。

肩の体操がしづらい。

歩くときや深呼吸するとき肩の動きが悪い。 

→ これらの場合は脱臼しやすいです。

スポーツでは「ウォーミングアップ」をして体を温めましょう。

日常生活では「体操やストレッチなど」で関節や筋肉をほぐしましょう。

当然ですが、筋力がつき、関節と筋肉が柔軟になればケガも減り、脱臼のリスクも減ります。

[こんなときはご来院ください]

「少し抜けたような」「動きが悪い」感覚で肩が少し外れた、

いわゆる亜脱臼状態で来院されることもあります。

一人で戻そうとされる方がいらっしゃいますが、

強引な方法は靭帯を傷めたり、関節を骨折する場合もあるのでご来院ください。

「こんな時はどうしたら良い?」

「トレーニング方法を教えてほしい」

「自分に合った体の使い方が知りたい」などなんでもご相談ください。

 

*保険治療をご希望の場合は医師の同意が必要です。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

「胸がつまる感じ、ザワザワする。息がしにくい。」

「胸がつまる感じ、ザワザワする。息がしにくい。」

当院では3年ほど前から少しずつこんな方が増えています。

これをお読みの方も、ご自身と重ねておられるかもしれませんね。

検査してのど、心臓、肺には異常がない。なのにどうして?治まらないの?
とても不安に感じておられると思います。

ストレスをいつも感じている、逆流性食道炎、狭心症、自律神経失調症の方にも役立つことで

今回は

ご自身でできることで1番大切なこと

当院が考える原因

当院の治療

をかいてみました。

 

「ご自身でできること」としてまず1番大切なこと

ゆっくりと時間を過ごすことです。
 ハイスピードで動く現代社会とは違い、人の体はずっと早く動き続けることはできないようになっています

自律神経はゆっくりマイペースで過ごすことでリラックスし本来の働きをしてくれます。

「寝る・趣味をする・自分の時間を作る」ことで自然と体が良くなるような働きをします。

胸が締め付けられる感じや呼吸がしにくい原因

  • 筋肉の緊張
  • 骨格のズレ
  • 内臓の緊張 

の全てです。

特にお腹や胸の周りです。

人の肺は呼吸で膨らんだり縮んだりします。

周囲が固くて緊張した状態だと膨らまなくて酸素が充分に体に入りません。

酸素が全身に行き渡らないとダルい、重い、シンドイと感じて無気力になってしまいます

◎仕事が忙しく過労だったころから動悸を感じるようになり、息がしにくいときがあった男性。

◎引っ越しをし、仕事場も変わり、人間関係も変わって大きく環境が変わったころから、胸が詰まる感じが強くなり、不安感をいつも感じていた女性。

◎電車にのれず、人が多いところにいくと胸が苦しくてドキドキし、不安をかんじていた女性。

施術の期間は個人差がありますが、どの方もみんな現在は回復され、

家事、育児、仕事に励み、趣味を楽しんでおられます。

③治療

  • 筋肉の調整には整体と鍼灸を行いました。

  肩から腕、背中、首からのどにかけて行い、緊張が強いところは局所治療をしました。

  • 骨格の調整に整体を行いました。

  背骨を中心に骨盤と肋骨を調整しました。

  • お腹(内臓)の調整には鍼灸を行いました。

  手や足を中心に経穴(ツボ)を使い、滞っている経絡(ツボの通る道)を流しました。

ここ数年でとくに増えたのはマスクの影響である

「のど」や「あご」のつまりや「鎖骨まわり」の緊張です。

これらも一緒にとっていくことで呼吸は更にしやすくなります。

今までの生活習慣や生活リズムをできることから変えていくことで少しずつ良くなっていきます。

回復度合いにより体格、体力に合わせた

  • 寝ながら体操
  • 回復エクササイズ
  • 食事・栄養アドバイス
  • 季節ごとの体調管理
  • 姿勢

もお伝えすることでより良くなっていかれる方がほとんどです。

具体的な対策は個人個人でちがいます。

よりよい方法を一緒に考えていきませんか?

「最近、この症状が気になる。」

「なかなかとれない。」

「なんとなく不安。」

どんなことでもご相談ください。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

ぎっくり背中で動けない・・・

当院のお悩みで多い症状に背中の張りがあります。

ぎっくり腰と同じに突然の痛みに襲われるものに

「ぎっくり背中」があります。

 

背中の張りやこりはだれでも大なり小なりありますが

「いつの間にか感じなくなった。」「運動をしているから大丈夫」

あなたはこんな風にお考えではありませんか?

 

少しのことでも、長年に渡り放置していると突然発症します。

 

先日来院された40台女性。

「普段からフィットネスジムに通い体もきたえているのに・・・」

とおっしゃります 汗

 

じっと動かないでいると痛みはないのですが、ちょっと動くと痛みが走ります。

原因を少しずつ一緒に考えていくと、

「長時間のドライブを楽しんで、その帰りに背中に少し違和感があった」とのこと。

 

背骨の調整・骨盤の調整・筋肉の調整を3回行って痛みはなくなりました。

この方は、股関節と膝関節の関節変形があり、アキレス腱断裂の経験もあり

もともと脊柱のゆがみが起きやすい状態で「ぎっくり背中」は起こりました。

 

背中だけでなく、周囲の腕や足、お尻の体操・ストレッチもお伝えしました。

季節の変わり目は「体の変わり目」でもあります。

お気を付けください。

 

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

なぜか「呼吸がしにくい。息苦しい。」原因は?

「息苦しい」「胸がつまる感じがする」「心臓が痛いように感じてしまう」どれも感じると、辛くてとても不安ですよね。 

当院に来られているほとんどの方は、精密検査を受けても心臓や肺には異常ありません。

「パニック障害」や「更年期障害」 

などと診断されてから当院にご相談に来られます。 

 

「なぜかしんどい…」

「呼吸が止まってしまうのでは …」

「そのうちに心臓が止まってしまうのでは…」 

 

このように感じるとき、体が怠くて重くて、本当にお辛いですよね。

でも大丈夫です。

こんな時の体の状態は、「背骨」や「肋骨」の動きが悪く、肺の周りの胸膜が膨らみにくくなっています。 

自律神経は乱れ、体は緊張し、血圧は上がり、心拍数も下がりません。

背骨や肋骨の動きを良くし、胸腔がしっかり膨らむようにすることで呼吸がラクに出来るようになります。 

自律神経や筋肉を調整すると体がリラックスします。筋肉は緩み、血圧は安定し落ち着いてゆったりできます。

 

鼻、喉などの呼吸機能が良くなることも合わせて大切です。 

整体と鍼灸で呼吸機能を整え、体をラクに使い健康に元気に過ごしませんか。

 

【息がしにくい時の施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

頑張っている「足」。

足は体の一番下にあり体を支えてくれています。

建物でいうと基礎の部分でとても重要です。

足の骨は ① 指 ② 甲 ③ 甲とかかとの間 ④ かかと ⑤ 足首 の5つの種類に分かれています。

それぞれの間はたくさんの関節になり、じん帯や筋肉などで覆われ支えられています。

10cm~30cmの大きさで体重は10㎏~?㎏の重みに耐えています。

30cm足らずの2足の面積で、全体重が支えられている。しかも歩行や運動も出来る。

すごいです。素晴らしいです。足はいつも頑張ってくれています。

足は退化して脳は進化!?

 

4足歩行から2足歩行になり人間は進化してきました。

くつ下を履いて、くつを履くようになり、指を動かす機会は減り

足裏で直接地面を感じることが少なくなってしまいました。

足首も曲げなくなった

あなたの日常生活で、下駄を履いたり、

正座をしたり、かがんで何かをする時間はどれくらいありますか?

おそらく少ない時間だと思います。

固まる足はむくむ

足指を曲げない、かがまない生活により足指・足・足首の関節は

動かず、筋肉も使わなくなりました。

動かない関節は固まり、使わない筋肉は弱くなってしまいます。

たくさんある足の関節が1か所でも固まり筋肉が弱ると

足自身のバランスが崩れます。

バランスの崩れた足はひざや股関節だけでなく全身に影響します。

そして足の周囲やふくらはぎは「むくみ」やすくなります。

むくんだ足は…

むくんで動かしづらい足は筋肉が弱ります。

足が弱くなると「歩く」ことが出来なくなります。

歩かなくなると「脳」は刺激されなくなってしまいます。

「全身」の筋肉が刺激されなくなり更に弱ります。

足の筋肉が弱る → 歩けない → 脳機能低下 → 全身の筋肉が弱る

こんな悪循環を生んでしまいます。

実は不調がとれないのは…

「足は第二の心臓」といわれ全身に血液を運ぶ役割もしています。

足の不調は足自身のむくみだけでなく、

血液を運ぶ筋肉が弱ると全身のむくみも引き起こすこともあります。

足の整体をすると

「運動をしてみたけれど」「マッサージをしているけど」「足を温めるようにしているけど」

朝に鏡をみてびっくりした。夕方になると脚がパンパン。

こんな場合は整体で足を整え、生活習慣について見直す。

内側と外側からのアプローチで改善させるよい機会かもしれません。

【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司