「胸がつまる感じ、ザワザワする。息がしにくい。」
当院では3年ほど前から少しずつこんな方が増えています。
これをお読みの方も、ご自身と重ねておられるかもしれませんね。
検査してのど、心臓、肺には異常がない。なのにどうして?治まらないの?
とても不安に感じておられると思います。
ストレスをいつも感じている、逆流性食道炎、狭心症、自律神経失調症の方にも役立つことで
今回は
①ご自身でできることで1番大切なこと
②当院が考える原因
③当院の治療
をかいてみました。
①「ご自身でできること」としてまず1番大切なことは
『ゆっくりと時間を過ごすこと』です。
ハイスピードで動く現代社会とは違い、人の体はずっと早く動き続けることはできないようになっています
。自律神経はゆっくりマイペースで過ごすことでリラックスし本来の働きをしてくれます。
「寝る・趣味をする・自分の時間を作る」ことで自然と体が良くなるような働きをします。
②胸が締め付けられる感じや呼吸がしにくい原因は
- 筋肉の緊張
- 骨格のズレ
- 内臓の緊張
の全てです。
特にお腹や胸の周りです。
人の肺は呼吸で膨らんだり縮んだりします。
周囲が固くて緊張した状態だと膨らまなくて酸素が充分に体に入りません。
酸素が全身に行き渡らないとダルい、重い、シンドイと感じて無気力になってしまいます。
◎仕事が忙しく過労だったころから動悸を感じるようになり、息がしにくいときがあった男性。
◎引っ越しをし、仕事場も変わり、人間関係も変わって大きく環境が変わったころから、胸が詰まる感じが強くなり、不安感をいつも感じていた女性。
◎電車にのれず、人が多いところにいくと胸が苦しくてドキドキし、不安をかんじていた女性。
施術の期間は個人差がありますが、どの方もみんな現在は回復され、
家事、育児、仕事に励み、趣味を楽しんでおられます。
③治療
- 筋肉の調整には整体と鍼灸を行いました。
肩から腕、背中、首からのどにかけて行い、緊張が強いところは局所治療をしました。
- 骨格の調整に整体を行いました。
背骨を中心に骨盤と肋骨を調整しました。
- お腹(内臓)の調整には鍼灸を行いました。
手や足を中心に経穴(ツボ)を使い、滞っている経絡(ツボの通る道)を流しました。
ここ数年でとくに増えたのはマスクの影響である
「のど」や「あご」のつまりや「鎖骨まわり」の緊張です。
これらも一緒にとっていくことで呼吸は更にしやすくなります。
今までの生活習慣や生活リズムをできることから変えていくことで少しずつ良くなっていきます。
回復度合いにより体格、体力に合わせた
- 寝ながら体操
- 回復エクササイズ
- 食事・栄養アドバイス
- 季節ごとの体調管理
- 姿勢
もお伝えすることでより良くなっていかれる方がほとんどです。
具体的な対策は個人個人でちがいます。
よりよい方法を一緒に考えていきませんか?
「最近、この症状が気になる。」
「なかなかとれない。」
「なんとなく不安。」
どんなことでもご相談ください。
【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司