「正座はよくないですか?」
「ラクな座り方は?」
「長時間の座りがツラい。」
などなどご質問をいただきました。
今回は座ることについて書いてみました。
「腰を落ち着ける」「膝を突き合わせる」座るに関することわざ、慣用句はたくさんあります。
それだけ座ることはゆっくり、落ち着いて、集中できます。
体への負担はどうでしょう?
ゆっくり座っていても「疲れた」「肩や首がこった」「腰が痛い」経験はあると思います。
実は背骨への負担は立つより座るほうが
大きいです。
座る姿勢によっては背骨への負担が
「2倍」になります。
東洋医学的にも座ることは
内臓への負担が多いとされています。ではどんな風に座ればよいのでしょうか?
ポイントは2つあります。
1.骨盤が立っている。
2.リラックスできる。
これをクリアできればどこにでも
座れます。
「椅子」であれば
①両足が地面についている。
②足首、膝、股関節は90°。
「床」であれば
①股関節が開く。
②開いた太ももが床につく。
のが理想です。
膝や足首の状態がよければ正座もOKです。
「でも体が硬いから・・」「それではリラックスできない・・」という方は
椅子に深く座りましょう。
そして「背もたれ」や「壁」に
背中や頭をつけます。
それでもまだリラックスできなければ
「クッションか座布団」を
お尻、太もも、腰、背中、首、頭
にいれましょう。
こうすればどこにでもラクに座れます。
それでも座りにくい方は、骨格に問題ありです。
目的は、骨盤を立てて背骨への負担を減らすことです。
そして、30分~1時間に1回は立って
休憩をして内臓への血流を戻します。
私はどこでも一定時間ならラクに座れます。
「こんな風に座ってみたい」
「デスクワークで楽に座りたい」
「座り方を見てほしい」
ほかどんな小さなことでもご相談ください。
お待ちしています。
【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸整体院)】院長 西村 清司