体が歪むってどういうこと?

体が歪むってよく聞きますよね。

これだけ歪む方がおられます。

 

よく質問されるのが写真のように、左右の肩の高さです。

実際に背骨が歪むことによって、左右の肩の高さは変わることはあります。

 

人には、左右に2本ずつ手足があります。

どちらかの肩が「巻き肩」になっていれば、左右の肩の高さが違って見えることもあります。

また、股関節が開いて、膝が曲がり、足首が固まっていれば足が短くなり、そちらに体が傾くことになります。

 

もう一つよく質問されるのが

骨盤の歪みです。

骨盤は大きく分けて「仙骨(写真の赤部分)」と「腸骨(黄色部分)」の3つで出来ています。

仙骨が左右のどちらかに傾いて、腸骨が前後に動いてしまうのが、いわゆる「骨盤の歪み」です。

専門家の中には「骨盤はゆがまない!」と言う方がいるほど、言語表現はいくらでもあります。

 


骨盤が歪むとどうなるかは一目瞭然です。

それでも、肩の高さが違っても、骨盤が歪んでいても、普段通りの生活をしている人がいます。

大丈夫なんでしょうか?・・・   

 

大丈夫です。ただ症状や不調が起こりやすい状態ではあります。

 

体の歪みを整え、骨盤を調整することで、楽に体を動かすことが出来るようになります。

そうすると、不調や症状は自然と改善されていきます。

 

一時よくテレビや雑誌でよく取り上げられた「骨盤矯正ダイエット」。

確かに骨盤を調整することで、代謝が上がり痩せてくることがあります。

ですけれど、それが全てではありません。

 

せっかく痩せても「不健康」だったら、リバウンドしやすかったり、病気になるかもしれません。

 

お体の状態・お食事・生活習慣・運動習慣など、様々な要素で、人の体は保たれ健康を維持できます。

症状や不調は悪いことばかりではなく、ご自身のいろんなことを見直す、そんなきっかけにもなります。

 

【体の歪みと骨盤の歪みの施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

歪みとは。

人体では顔の形が左右で違うように、骨格も内臓も左右で対称なものはありません。ですので、体はどんな人でも歪みます。ですが「歪み」自体が悪いのではなく、歪むことにより体のバランスが崩れて体を使うのに支障をきたしたり、体の不調がでる。そんな状態がよくないのです。

背骨や骨盤の歪み

「背骨や骨盤の歪み」は「傾き」や「ズレ」と言っていいかもしれません。骨盤が歪むとその上にある背骨も歪みます。体の歪み=背骨の歪み+骨盤の歪み でもあるわけです。ですので、背骨が歪むと骨盤も歪むことがほとんどです。逆もまた当然に起こります。両方の調整が大切になってきます。

人に備わっている力(調整力)

 人体には自然と歪みを修正する力(調整力)も備わっています。外から強い力で「矯正」しなくても、内臓を調整し、自律神経を整えつつ、人の持つ「調整力」を助けるように、優しい外力でも充分に「歪み」は調整できます。

骨盤を調整すると痩せる?!

骨盤を調整したからといって必ず痩せるかいうと、そういうことはありません。背骨や骨盤を調整し全身の状態を整えたことで、代謝が良くなり体重が減ったり、骨格の形が整うことでウエストが引き締まって見えたりすることはよくあります。

猫背やO脚などについて

猫背やO脚やX脚も骨盤と同じく、体全体の調整を行うことで、背筋が伸びて、肩の高さや足の長さが整い、体のバランスが良くなり、生き生きと、若々しい印象になる方が多いです。

出産後のケア

出産後に「体の痛みがなかなかとれない」「骨盤が傾いていて、広がっているように見える」と体調や骨格が気になる方もいらっしゃいます。そんな場合でも全身の調整をすることで体のバランスが自然と整い、体調や見た目が良くなる方がほとんどです。

大切なことは

ぱっと見て「右肩が左肩より上がって見える。」「左の骨盤が下がって見える。」だから体が歪んでいる。これは正解ではありません。その人の見た目は「最適なバランスを保とうとしている」体の状態です。体が歪むことで良くないのは「血液や神経の流れが悪くなり、自然治癒力が発揮できずバランスを保てない状態が続く」ことです。

 

【歪みの施術】【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

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自律神経について。

心臓が動いて血液を巡らせたり、呼吸したり、食べたものを消化したり排泄したり、睡眠で脳や体を休ませる。体のことをコントロールしてくれています。それが「自律神経」です。自律神経には『動く神経(交感神経)』と『休む(副交感神経)』の2つがあります。

「動く神経」と「休む神経」が無意識に働いています。

興奮したり、怒ったりしているときは、体が『動く(交感神経)』神経が働いています。落ち着いているときや寝ているときは、体が『休む(副交感神経)』神経が働いています。それぞれは、私達が意識することなく、自律して働いてくれています。

2つはシーソーのように働きます。

 

2つの自律神経はシーソーのように働きます。動いているときは『交感神経』が頑張り、『副交感神経』は落ち着きます。休んでいるときは『副交感神経』が優位になり、『交感神経』は落ち着きます。

日中活動しているときは交感神経が主に働いて、夜寝るときには副交感神経が働きます。

太古の昔をイメージすると

狩りをしたり、危険を避けるときは『動く』交感神経が働きます。

焚火を囲んで食事をしたり、寝るときは『休む』副交感神経が働きます。

生物は太古の昔から危険を回避し、生き残ることが自然にインプットされています。そのために人はいざというときは、交感神経を優位にして自分を守るようにできています。

現代では『動く』交感神経が働きやすい。


進化したとはいえ、人の自律神経の仕組みは現代でも同じです。

現代では危険も少なく、狩りをする必要もなくなりました。机に座って仕事や勉強をしたり、車で移動したり、体を動かすことが減りました。

電気があれば夜も明るいですし、夜勤や24時間営業のお店があることで昼夜逆転になることもみられます。現代社会では、自律神経が自然に働くような環境ではないことがわかります。

ストレスも自律神経のバランスを乱します。

ストレスが強い状態は、交感神経を働かせて心も体も休むことが出来なくなります。さまざまな症状がなかなか良くならないと「自律神経失調症」や「うつ状態」になってしまいます。

ストレスについてはこちらでも書いています。

人は『動物』であることを再認識する

現代は飽食の時代で、食べるものはすぐ手に入ります。野生動物や狩猟時代の人々は、木の実をとったり、狩りをして食べ物を食べていました。大変な思いをして毎日の生活をしていました。

口から「食べて」「消化」して「吸収」して「排泄」する、この私達の体の中で普通に起こることは、実は大量のエネルギーを使います。本当に凄いことです。

医療は進歩していますし、薬で治る症状もたくさんあると思います。

ただ、人間は生物であり『動物』です。人の体内には狩猟時代から組み込まれてきた歴史に裏付けされた構造があります。

ここからかけ離れた生活をしていると、不調をおこすことは必然であるといえます。

不調は体内の構造からかけ離れているということを教えてくれている体の『サイン』でもあります。

今一度お考えになってみてください。

 

【自律神経の調整施術】【平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸院・整体院)】院長 西村 清司

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