症例紹介:お腹の張りと食欲不振。

 

20代男性 大学院生の方。

[ご来院までの経緯(初回のご来院、12月)]

胃の軽い不快感とお腹が張る感じがしつつ、過ごしていた。

12月に入り、友人や親せきと飲食をする機会が増えて、暴飲暴食になった。

自宅での飲食の量が減り、外食時にも食べれはしたが、すぐに満腹になるような感覚になり胃の不快感も増した。

肩や背中のコリまで感じるようになった。

 

[施術方針]

年末年始の予定をすべてこなしたい。食事もイベント出席も全てしたい、とのことでした。

過去にこのような状態は経験がなく、胃の痛み・胸やけなどはなく、全身状態も大きく悪いところもありませんでした。

 

[施術内容]

ここ数ヶ月、机に向かう時間が増え、昼夜逆転の生活パターンをされ、夜中の飲食が増えたとのことでした。

「座りっぱなし」での体の状態はどうなるか、「睡眠時間」と「就寝・起床時間」の関係、「食事時間」と体の関係について特にお伝えしました。

 

[施術経過と考察]

腹膜の強い緊張が見られましたので、お腹への施術が先決と考え、お腹の状態を整えました。横隔膜の緊張により呼吸状態が良くないことが考えられましたので、横隔膜と肋骨の調整を行いました。

元々スポーツマンで、スポーツを再開しようとされていましたので、スポーツを始めていい体の状態とタイミング・季節についてお話しました。

昼夜逆転の生活は、自律神経がうまくバランスを取って働くことができずに、全身状態が落ちていく一方です。基本の生活リズムを取り戻していただくことと、長期間での生活計画をたてることをご提案しました。

この方の場合、呼吸機能が上手く働かず、筋肉への酸素が行き渡らないことで、全身のコリを引き起こしていました。呼吸器が働かずに起こる症状はたくさんあります。初期にはコリや痛みなどですみますが・・・

呼吸は1分間に約14回しています。1時間には840回、1日にはなんと2万回以上です。呼吸状態が、体にどれだけ影響を与えるか、お分かりいただけると思います。良い酸素が、全身に行き渡るためにも、呼吸を整えることもとても重要です。

2回の施術で、お腹も張りもとれて食欲も戻り、コリも和らいできた、とのことです。

現在も体のメンテナンスのために通院していただいています。

 

【お腹の張りと食欲不振の施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

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