症例紹介:起立性調整障害

 

14歳 中学生。男子。

[ご来院までの経緯(初回のご来院、10月)]

頭痛や腹痛があり3日間学校を休んでいる。

運動をしているときは症状は少し和らぐが部活動もしっかり最後まで行えない。

苦手な教科の授業中はとくに頭痛が激しくなり、保健室やトイレに行く回数が増えた。

睡眠もとりずらく朝も起きれない。食欲もあるときとないときの差が大きい。

頭痛や腹痛が繰り返しおこるので塾に行くのも嫌になってきた。

お母さまから「自律神経の問題では?」とご連絡をいただき当院を受診。

 

[施術方針]

1年くらい前から体がだるい感じが徐々に強くなってきた。

食事の回数やタイミングは不規則。朝起きたときや風呂上がりは立ちくらみがする。

アレルギーもあり呼吸器の状態も良くなく体が酸素不足となっているので呼吸器の状態を整えつつ、体の日内変動について説明し、短時間で軽い運動から始めてもらいました。

 

[施術内容]

首から肩、背中にかけての筋肉の緊張や脊椎や肋骨の可動域の制限がみられました。

寝返りも大変なときがありました。

自律神経の調整を行いつつ肋骨や横隔膜の調整を行いリラックスしやすい体の状態を意識してもらいました。

 

[施術経過と考察]

生活環境の変化や部活・塾・学校との時間で心身ともに負担がかかっていました。

長時間の入浴で湯舟に浸かる時間も長かったのでまず「25分」にして、

入浴後に短時間の脊椎体操と簡単なストレッチを行ってもらい副交感神経の働きを促すようにしてもらいました。

「良く眠れた」とのことでした。

 

受験という初めての経験を控えて体が緊張しやすい状態でした。

部活動も徐々に再開し最終試合もフル出場。高校受験にも無事合格したと嬉しいご報告をいただきました。

 

【起立性調整障害の施術】平野区 喜連瓜破の西村鍼灸接骨院(鍼灸・整体)院長 西村 清司

●診療時間 9:00~20:00

●休診日  土曜日午後  日祝祭日

●大阪府大阪市平野区瓜破1-9-53

●TEL 06-6701-7733

「ホームページをみて・・・」とお電話ください。

 

コメントは受け付けていません。