【起立性調整障害】めまいや頭痛が改善

【起立性調整障害】で来院されためまいや頭痛が改善した男性(学生/14歳)の方の改善例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)

1年くらい前から体がだるい感じが徐々に強くなってきた。とくに午前中の頭痛と腹痛がある。めまいは立ち上がり時が強く、立って居られないときがある。風呂上りは立ちくらみのようになるので怖い。

症状が少しラクなのは運動をしているときだが、部活動も最後まで参加できない日が増えてきた。鼻づまりがあり寝るとたまに息苦しい。寝返りが打ちづらいときがある。

来院に至るまでの経緯

授業がない日は部活動に参加していたが、最後まで参加できなくなってきた。学校で苦手な教科のときには特に頭痛が激しく、保健室やトイレに行く回数が増えている。

睡眠もとりづらく、体がだるくて朝に起きれない。食欲もあるときとないときの差が大きい。頭痛や腹痛が交互に繰り返しおこるので塾にいくのも嫌になってきた。

食事の回数やタイミングは不規則になり、3日間学校を休んでいる。お母さまから「自律神経の問題では?」とご連絡をいただき来院。

検査と所見

初回検査所見とカウンセリングによる見立ては以下の通り

  • 頸椎、胸椎の運動制限
  • C3、C4、C5、の右ズレと圧痛
  • 首の筋肉、僧帽筋、肋間筋の緊張、圧痛
  • 横隔膜の緊張
  • 腹部、腰部付近の感覚鈍麻
  • 身体状態レベル9
  • バランス検査:左右とも力入らない

上記の要因と家庭環境の大きな変化、受験が重なり、心身の緊張が続いていたためによる自律神経の乱れと判断。

不安があるようなので、カウンセリングではまずは体を休めることと、思いや感情についてのアドバイスを行い、本人が本当にゆったりできる環境や状態について、じっくり考えていくことを話をゆっくり聞きながら提案。

焦りがあるようなので、部活動を引退まで参加し、目指す高校に合格するには、心身を整えることの大切さと、まずは「ゆっくりすることが副交感神経を刺激する」ことについて話すと少し落ち着いた様子でした。

施術内容と経過

呼吸状態を整え、睡眠をとりやすくすることを第一に考えつつ、全身の筋緊張をとっていきながら、自律神経の調整を中心に行いました。

🟢初回~4回目/週2回ペース

呼吸状態を整えるため頭蓋の調整と緊張の強い首から肩・背中・肋骨部の調整をとくに重点的に行いました。頭痛は少し和らぎ、色々な話をしながら4回目には少しづつ学校に行けるようになってきた。

親御さんとも焦らずゆっくり良くしていくことを中心に会話をしてもらい続けていただいた。

🟢4~10回目/週1回ペース

入浴後にはひどくなるものの、少しづつ症状は減ってきて、1日中じっとしていることは無くなってきた。見学で部活動に参加できる日があった。

生活パターンと生活環境をかえることで、心身の状態も良くなりつつある。脊椎体操とストレッチをできる範囲から実践してもらいました。

🟢11~18回目/2週1回ペース

良く眠れるようになり、だるさとめまいは無くなってきた。学校と塾に問題なく通えるようになった。以前ほど強くはないが、時より頭痛と腹痛がある。運動は問題なくできるようになり、部活動を再開した。

🟢19~22回目/3週1回ペース

ゴールデンウィークがあり、生活リズムが変わって行けない日もあったが、ほぼ完全なもとの日常生活を送れるようになってきた。頭痛と腹痛が少し残っている。

🟢23~25回目/月1回ペース

腹痛が再開する不安があり継続来院中。頭痛はなくなり、部活動と勉強を両立させ、高校受験合格のために奮闘する毎日を送っている。

以下ご本人、親御さんからのメッセージ

先生のおかげで無事、治ってよかったです。高校受験も頑張ります。これからもよろしくおねがいします。

症状は性格だけで起こるものではないことが理解できました。焦らず接することが、症状を変えていくことになることを実感し再確認できました。

ありがとうございます!今後もよろしくお願いします。

院長からのコメント

学校や塾に行き、部活動にも参加できるようになって本当に良かったです!残りの中学生活を楽しく過ごしてください。

お母さまも、急に起きれなくなって心配と不安がおありだったと思います。ご苦労様でした。勉強と部活動の両立が、より心身のバランスを整えてくれるのだと思います。

試合にもフル出場しがんばっておられますね。素晴らしいです。本当に良かったですね。これからも引き続きサポートさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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