久しぶりに走るとき、考えてしまうのが「筋肉痛」。日常や仕事に支障がでたりすることもあります。あまりに酷いとツラくて走りたくなくなります。今回は、そんな筋肉痛を減らす効果が期待できる「お尻を使った走り方」について書きました。
私の場合は太もも前の筋肉(大腿四頭筋)に筋肉痛が起こりやすく、一般的にみても太ももとふくらはぎに感じてしまうことが多いようです。
ランニングで太もも前を使って走り続けると、ひざ周りの故障が多くなります。
トレイルランニングするようになってからはより「太もも前の筋肉痛」を感じるようになりました。体の前側を使って走っていました。
そこでフォームチェックをしたところ「お尻が使えていない」ことに気づきました。そうなんです!体の後ろ側を有効に使えていませんでした。
ポイントは「骨盤」。平地では骨盤を「立てる」こと、山道では「前傾」させることを意識しました。そして、普段からの簡単なフォームチェックとしては、「片足立ち」です。
片足立ちをしたとき、お尻と太もも裏が硬くなるか触っていきます。左右の脚を交互に、「お尻と太もも裏が硬くなった体勢」で片足立ちを続けるとトレーニングにもなります。
お尻を意識するようになってくると、自然と「お尻と太もも裏を同時に」使えるようになってきました。それからは太もも前の筋肉痛がグンと減りました。この頃は、古傷の膝痛もなくトレイルランニングを楽しめています。
あなたの脚はどんな体勢が一番お尻と太もも裏が硬くなるでしょうか?ぜひ一度やってみてください。ご相談、ご質問お待ちしております!
【大阪府平野区*西村鍼灸接骨院・喜連瓜破院】院長 西村清司