「いつもお腹が張っている感じがする」
「残便感がある」
「3日以上排便がない」
「トイレに行っても出そうででない」
「便秘薬や浣腸を使わないと出ない」
「便秘と下痢を繰り返してしまう」
慢性的に便通が悪く、お腹に痛みや不快感が続く状態を便秘といいます。
生活環境が変わったりすることで、一時的に便通が悪くなることは誰にでも起こります。
ですが、慢性的な便秘は体調不良だけでなく、精神状態も悪くしてしまいます。
あなたも、お腹が痛くて、下腹部の辺りがスッキリせず、トイレに行くのが辛くて、気持ちが憂うつになっておられるかもしれません。
便秘についてよく考えられている事
運動不足?
生活習慣に問題がある?
性別?
年齢?
便秘について様々なことが言われています。
ですが、食生活に気をつけていなくても、便秘にならない方もいます。
逆に、食生活に気をつけていても、便秘の方もいます。
運動をしていなくても、生活習慣に気をつけていなくても、年齢が高くても、便秘にならない方もいらっしゃいます。
なぜなのでしょうか。
便秘について当院が考えていること
便通がなくなり、血便や強い腹痛がある場合は、内臓の病気が考えられます。
そんな場合は、まず病院の検査を受け、原因を探ることが大切です。
ですが、便秘は、病院でははっきりした原因が見つからなかったり、お薬を渡され、終わることが多いようです。
「病院に行っても変わらない」
「薬を飲み続けるのはイヤ」
そんな場合は、当院にご相談ください。
当院では、慢性的な便秘の原因は、次の3つだと考えています。
1.身体の歪み
2.自律神経の乱れ
3.ストレス
体の歪み
体の歪みは神経や血管の流れを妨げます。
内臓の運動も落ちて、平滑筋という筋肉で活動する腸の働きが下がります。
自律神経の乱れ
自律神経は全身に張り巡らされ、動く神経(交感神経)と休む(副交感神経)の2つがあります。自律自律は私達が意識せずとも体を調整してくれています。
2つの自律神経は、シーソーの関係で、一方が働くともう一方は休む、というように自然にバランスを取るようにできています。
口から入り胃で消化された栄養素や水分は腸で吸収されます。最後に不要なものが便として肛門から排泄されます。
自律神経の乱れの多くのパターンは、体が動く神経から、休む神経へと上手くシフトチェンジが出来なっている状態です。
動く神経が興奮したまま日常を送ってしまうと、腸の蠕動運動(腸の筋肉運動)が落ちて、便が腸から動かなくなります。
やっと肛門までたどり着いても、肛門の筋肉の働きが鈍くなっていますので、排泄がされることなく留まってしまいます。
ストレス
「緊張したり、ストレスがかかると腹痛があったり、便秘になってしまう。」あなたも、そんなご経験があるかもしれません。
ストレスがあると、自律神経や血管の働きが悪くなり、胃腸の動きが低下します。そんな状態がずっと続くと、慢性的な痛みや便秘に悩まされることになります。
つまり、過剰なストレスが自律神経のバランスを崩して、胃腸の働きを鈍らせて、それが便秘の原因となることがあります。
下痢や便秘を繰り返す場合は、ストレスにより胃腸の働きが悪くなっている可能性が高いです。
便秘について当院が考えていること
便秘を治そうと色々と試したけれど、改善しない。薬や改善方法をやめると元通りになってしまう。
「ずっとこの便秘は良くならないのか・・・」
「一生付き合っていくしかないのか・・・」
と半ばあきらめて、辛いお気持ちになられていませんか。
上記の原因を、取り除いていくことで便秘は改善されていきます。
「トイレにいくのが苦痛でなくなりました」
「下剤のお世話にならなくなりました」
そのような状態になっていただけるよう施術していきます。
体の歪みの調整
腸の状態を良くするには、腸の周辺の骨盤だけでなく、頭から背骨、骨盤から全身に巡る神経や血管の流れを良くすることが大切です。
自律神経の調整
自律神経が興奮したままだったり、休んだままでも便秘や下痢を繰り返してしまいます。
自律神経が調整されバランスが取れると、胃や小腸や大腸の働きが整い、負担を感じていた体も、しっかりと動くようになり、日頃からあった疲労も減っていきます。
ストレス
ストレスは「万病の元」ともいわれ、血管や神経の働きを悪くし、体の不調を起こしてしまいます。
必要に応じて、あなたのストレスとは「どういうもの」なのか、「どうしていくのか」を一緒に考え、対処法を見つけていきます。